1級建築士独学ロード

1級建築士試験に挑む日々の記録

一級建築士独学diary 法規〜用語の定義2〜

今回も用語の定義について勉強していきます。

◆本日のStudy!◆【法規 用語の定義】
  1. かごの水平投影面積1㎡以下、かつ、天井高1.2m以下のものは小荷物専用昇降機に該当する。小荷物専用昇降機は建築設備に該当する。

  2. 日影時間を測定する水平面の高さの算定する場合における「平均地盤面からの高さ」は敷地全体に対する地盤面の平均からの高さである。

  3. 日影による中高層の建築物の高さの制限に関する規定において、建築物の軒の高さを算定する場合の地盤面は、周囲の地面と接する位置の高低差3m以内毎の平均の高さにおける水平面とする。

  4. 建築物の屋上部分で、水平投影面積が建築面積の1/8以下塔屋は階数に算入しない。一部に休憩室等を設けた場合は階数に算入する。

  5. 地階の倉庫部分とそれに通ずる階段室の部分で、その水平投影面積が建築面積の1/8以下のものは階数に算入しない。

  6. 屋上部分の階段室、昇降機等において、その水平投影面積が建築面積の1/8以下の場合は、12m(所定の規定においては5m)までは高さに算入しないが、避雷設備の設置、北側高さ制限の規定は除かれる

  7. 容積率の算定の基礎となる延べ面積において、自家発電設備の設置部分の面積は、建築物の床面積の合計の1/100を限度として算入しない。

 

それでは要点チェックしていきましょう。

  • 建築設備(法2条1項3号)
    建築設備とは、電気、ガス、給水、排水、換気、暖房、冷房、防火、排煙、汚物処理の設備、煙突、昇降機、避雷針

     

  • 定期報告における建築設備(12条1項)
    「建築設備」及び「防火戸その他政令で定める防火設備」をいう。

  • 地盤面からの高さ(令2条2項)
    建築物の高さの算定における「地盤面」とは、建築物が周囲の地面と接する位置の平均の高さにおける水平面をいい、その接する位置の高低差が3mを超える場合においては、その高低差3m以内ごとの平均の高さにおける水平面をいう。

  • 日影時間を測定する水平面の高さの算定をする場合の平均地盤面については、敷地内の建物全体に対する平均地盤。

    軒の高さを算定する場合は、令2条2項の3m超えの場合3m以内ごとの平均が地盤面。

  • 塔屋等の屋上部分の水平投影面積が建築面積の1/8以内の場合においては、その部分の高さは、12メートル(所定の規定においては5m)までは高さに算入しない。
    <上記規定から除かれる(算入する)もの>
    1.避雷設備(法33条)
    2.北側斜線(法56条1項3号)
    3.特例容積率適用地区内の高さ(法57条の4第1項)
    4.高度斜線(法58条)
    5.居住環境向上用途誘導地区(法60条の2の2第3項)
      特定用途誘導地区(法60条の3第2項)

  • 階数(令2条8号)
    屋上の昇降機塔、装飾塔、物見塔等 又は地階の倉庫、機械室において、その水平投影面積が建築面積の1/8以下のものは、当該建築物の階数に算入しない。

  • 容積率の緩和
    下記部分において、床面積の割合を限度として延べ面積に算入しない。

    1.住宅又は老人ホーム、福祉ホーム等 1/3(法52条3項)
    2.昇降機の昇降路 全て(法52条6項)
    3.自動車車庫等部分 1/5(令2条3項)
    4.備蓄倉庫部分 1/50( 〃 )
    5.蓄電池設置部分 1/50( 〃 )
    6.自家発電設備設置部分 1/100( 〃 )
    7.貯水槽設置部分 1/100( 〃 )
    8.宅配ボックス設置部分 1/100( 〃 )

ではボチボチ頑張っていきましょう!

 

一級建築士独学diary 法規〜確認申請〜

一級建築士独学diary 法規〜用語の定義〜

 

一級建築士独学diary 法規〜確認申請〜

今回は確認申請について勉強していきます。

◆本日のStudy!◆【法規 確認申請】
  1. 鉄骨造、延べ面積300㎡、平屋の倉庫の屋根の過半の修繕
    →法6条1~3号に該当する大規模の修繕→確認済証を受ける必要がある

  2. 現場以外に設ける仮設工事事務所で鉄骨造、延べ面積200㎡、2階建の新築
    →法6条1~3号に該当する新築→確認済証を受ける必要がある

  3. 都市計画区域内の一戸建て、鉄骨造、床面積15㎡、平屋建て自動車車庫の増築
    →法6条4号に該当する10㎡超えの増築→確認済証を受ける必要がある

  4. 鉄筋コンクリート造、延べ面積500㎡、診療所(患者の収容施設があるもの)の有料老人ホームへの用途変更
    →類似の用途変更→確認済証を受ける必要がない

  5. 防火地域内の鉄骨造、延べ面積100㎡、平屋建の事務所における10㎡の増築
    →防火地域内の増築→確認済証を受ける必要がある

  6. 鉄筋コンクリート造、延べ面積500㎡、3階建の物品販売業の店舗内にエスカレーターの設置
    →法6条1~3号に設ける昇降機→確認済証を受ける必要がある

  7. れんが造、延べ面積600㎡、2階建の文化財保護法による重要文化財の美術館
    文化財保護法による重要文化財→確認済証を受ける必要がない建築基準法適用されない)

  8. 木造、延べ面積150㎡、高さ9m、2階建て一戸建て住宅の外壁の過半の模様替
    →法6条4号に該当する大規模の模様替え→確認済証を受ける必要がない

  9. ゴルフ練習場の工作物で、ネットを支える高さ20mの鉄柱の築造
    →高さ15m以上の鉄柱→確認済証を受ける必要がある

  10. 鉄筋コンクリート造、延べ面積120㎡、2階建の既存住宅における合併処理浄化槽の設置
    →法6条1~3号に設置する建築設備→確認済証を受ける必要があるが、合併処理浄化槽は除かれている→確認済証を受ける必要がない

  11. 鉄骨造、延べ面積50㎡の屋外観覧上の新築
    観覧のための工作物→建築→法6条4号に該当する新築→確認済証を受ける必要がある

 

確認申請が必要な建築物、建築設備、工作物をまとめました。

  1. 法6条 確認申請が必要な建築物

  2. 確認申請が必要な建築設備
    建築設備は87条の4建築設備への準用により政令(令146条)で定めれらる建築設備は確認済証の交付を受けなければなりません。
    法6条1~3号の建築物に設けるエレベーター、エスカレーター
    ・特定行政庁が指定する建築設備屎尿浄化槽及び合併処理浄化槽を除く。)
  3. 確認申請が必要な工作物
    工作物は88条1項工作物への準用により政令(令138条)で定められる工作物は確認済証の交付を受けなければなりません。


では上記を踏まえて確認申請が不要な建築物を整理してみます。

  • 法6条1項4号で都市計画区域内等の大規模の修繕、大規模の模様替え
  • 防火地域及び準防火地域外における床面積10㎡以内の増築、改築又は移転
  • 応急仮設住宅、工事用の現場事務所
  • 類似の用途変更
  • 軽微変更
  • 宅地造成等規制法の許可を受けた擁壁
  • 耐震改修促進法の計画の認定を受けたもの


法6条は表にまとめて整理するとわかりやすいですね。

1号~3号の規模は法令集をひかなくても覚えておきたいところです。

そして、4号において都市計画区域等で建築(新築、増築、改築、移転)のみが対象となり、大規模の修繕、模様替えは除外されているというのがポイントですね。

 

毎年確認申請の要否は試験に出るところなので確実におさえておかなければ。

では焦らずボチボチ頑張りましょう。

 

一級建築士独学diary 法規〜用語の定義〜

一級建築士独学diary 法規〜用語の定義2〜

一級建築士独学diary 構造 ~鉄骨造(S造)鋼材~

今回は鋼材について勉強していきます。

◆本日のStudy!◆【法規 用語の定義】
  1. 鋼材は、炭素含有量が多くなるほど、破断に至るまでの伸びが小さくなる。

  2. 鋼材の板厚が40mmを超えると降伏点が小さくなり基準強度が小さくなる。
    SS400 →板厚40mm以下235N/mm²、40mm超え215N/mm²
    SN490   →板厚40mm以下325N/mm²、40mm超え295N/mm²

  3. 建築構造用圧延鋼材SN490Bの引張強さの下限値は、490 N/mm²。

  4. SN材のC種は、B種の規定に加えて板厚方向の絞り値の下限が定められ、板厚方向に大きな引張力が作用する角形鋼管柱の通しダイアフラム等に用いられる。

  5. 熱間圧延鋼材の強度は、圧延方向に比べて、板厚方向のほうが小さい。

  6. シャルピー衝撃試験の吸収エネルギーの大きい鋼材を使用することは、溶接部の脆性破壊を防ぐために有利。

  7. 板厚が一定以上の建築構造用冷間ロール成形角形鋼管BCR295 については、降伏比の上限値が定められている。

  8. 高力ボルトF10Tの引張強さの下限値は、1,000N/mm2。

  9. 建築構造用ステンレス鋼材SUS304Aは、降伏点が明確ではないので、0.1 %オフセット耐力をもとに基準強度が定められている。

  10. 建築構造用低降伏点鋼材LY225 は、一般構造用圧延鋼材SS400 に比べて降伏点が低く延性が高いことから、履歴型制振ダンパーの材料に用いられている。

  11. ステンレス鋼は、炭素鋼に比べて、耐食性、耐火性に優れている。

  12. アルミニウム合金の線膨張係数は、炭素鋼の約 2 倍。

  13. 建築構造用TMCP鋼は、板厚が 40mmを超え 100mm以下の材であっても、40mm以下の材と同じ基準強度が保証されている。

 

鉄骨造は粘り強く(靭性がある)、大きなスパンの計画が可能であり、鉄筋コンクリート造と比べて軽量であるため、構造設計上は有利であるといえます。

ただし、柱や梁に使用する材は、鋼板を加工したり組み合わせたりすることで断面効率をあげ軽量化しているため、座屈しやすいという特徴があります。

そのため、鉄骨造を設計する上では座屈させないために、幅厚比や細長比、横補剛等の規定が設けれています。

幅厚比や細長比、横補剛についてはこちらに記載しています。

一級建築士独学diary 構造 ~鉄骨造(S造)幅厚比・細長比~ - 1級建築士になる日までdiary

一級建築士独学diary 構造 ~鉄骨造(S造)横補剛~ - 1級建築士になる日までdiary

また、鋼材は火に弱い、錆が発生してしまうという特徴があるので防火被覆、防錆処理についても注意が必要です。

鋼材には一般的に建築構造材として使用されている炭素鋼と、ステンレス等の合金鋼があります。炭素鋼は炭素含有量によって性質が異なります。炭素含有量が多いと強度は大きくなりますが靭性が減少します。その他リンや硫黄の含有量も靭性の減少に影響します。

柱や梁に使用する材は鋼を圧延して製作しています。圧延の読み方はそのまま”あつえん”です。最初人前で言うには自信なかったので心の中だけで”あつえん”と言ってましたが、今度から堂々と言えます。

圧延とは鋼板を製作する際、上ロールと下ロールの間に鋼を通して形をしていく方法です。圧延の強度には異方性があり、Z方向(板厚方向)が小さくなります。

圧延鋼材には3つの規格があります。

  • SS材(一般圧延鋼材)
    建築用として一般的にSS400材が使用されているが、溶接性は考慮されていない。  
  • SM材(溶接構造用圧延鋼材)
    溶接割れを考慮し炭素量を減らして溶接作業に優れた鋼材。
  • SN材(建築構造用圧延鋼材)
    耐震性や溶接性に優れた建築鋼材。降伏点又は耐力の上限、下限、降伏比の上限が規定されている。降伏後の変形能力、溶接性が保証されている。

次に基準強度です。

基準強度は、降伏点の下限値と引張強さの70%のうち小さいほうの値です。

  • SS材
    SS400 厚40以下→235N/mm²  厚40超え→215N/mm²
     〃      引張強さ→400~510N/mm²
    SS490 厚40以下→275N/mm²  厚40超え→255N/mm²
     〃      引張強さ→490~610N/mm²
  • SM材
    SM400 厚40以下→235N/mm²  厚40超え→215N/mm²
     〃       引張強さ→400~510N/mm²
    SM490 厚40以下→325N/mm²  厚40超え→295N/mm²
     〃      引張強さ→490~610N/mm²
  • SN材
    SN400 厚40以下→235N/mm²  厚40超え→215N/mm²
     〃       引張強さ→400~510N/mm²
    SN490 厚40以下→325N/mm²  厚40超え→295N/mm²
     〃      引張強さ→490~610N/mm²

以上からわかるようにSS400の”400”等の数値は引張強さの下限値を表しています。

 

さらにSN材には溶接性によりABC種に分かれます。
SN400はA,B,Cの3種類があり、SN490はB,Cの2種類があります。 

  • A種
    溶接性・塑性変形能力を期待しない
  • B種
    溶接性が良く、塑性変形能力を確保(降伏比の上限値を規定)
  • C種
    B種に加え板厚方向の引張に対する性能を確保(降伏比の上限値を規定)

鋼材は強度に関わらずヤング係数は変わらず2.05×10^5N/㎟です。そのため強度をあげても変形は変わりません。

 

鉄骨は種類が多くて大変ですが、1つ1つ整理して覚えましょう。

それでは頑張り過ぎずボチボチやりましょう!

その他の鉄骨造関連は下記に記載しています。

鉄骨造(S造)高力ボルト

鉄骨造(S造)溶接

鉄骨造(S造)柱脚

鉄骨造(S造)角形鋼管柱

鉄骨造(S造)幅厚比・細長比

鉄骨造(S造)横補剛

鉄骨造(S造)計算ルート

一級建築士独学diary 法規〜用語の定義〜

今回は法規について勉強していきます。
一級建築士の学科試験において、法規で確実に点数を稼がないといけないと良く言われます。

法令集を持ち込みできるんですから・・・。

と言っても試験はとにかく時間がないので法令集をみる時間なんてないですよね。
私は法規は苦手です。すんごい時間かけて勉強したのに5問しか進んでないみたいな、途方に暮れる感じがして。
そこで、どうせ試験で法令集みる時間ないんだったら覚える事に専念することにしました。数字が多すぎて覚えきれないけど書いてあるところはわかるという場合だけたま〜にみてます。さすがに新規の問題はさっぱりわからないですが、そんなのはたとえ法令集を当てずっぽに探してもわからないのでガンガン飛ばしてます。最後に奇跡的に時間があった時に法令集を引くようにしてます。奇跡はないので最後はいつも勘です。
このやり方で本試験は20点以上は取れるようになりました。目標は25点なのでもうちょい。荒削りな暗記も疲れてきたので今年はもう少し理解を深めて実務でも役立てるくらいの勉強をしていきたいと思っています。

建築物が建つためには構造材が必要です。逆に構造材がないと建築物は建ちません。
構造材が壊れると建築物は壊れます。人命を守るために構造材を地震や火事から守ることが建築の大前提ということです。
火事が生じた場合、人が安全に避難できるように倒壊しないこと、周りに燃え移らないことが重要です。そのため建築基準法によって建築物の非損傷性、非延焼性の基準が定められています。
例えば耐火建築物にするには、主要構造部と外壁の開口部を耐火性能の基準に適合させなければいけません。準耐火建築物も同様にそれぞれ準耐火性能基準があります。その他にも防火構造や防火設備の基準であったり、同じような文言が出てきてこんがらがってしまうので、まとめていきたいと思います。

◆本日のStudy!◆【法規 用語の定義】
  1. 主要構造部(法2条5号)
    防火上の重要な6部位。壁・柱・床・はり・屋根・階段。

  2. 土台の過半について行う修繕は、土台は主要構造部に該当しないため
    大規模の修繕に該当しない。

  3. 構造耐力上主要な部分(令1条3号)
    構造上主要な10部位。基礎・基礎ぐい・壁・柱・小屋組み・土台・斜材・床版・屋根版・横架材。

  4. 耐火構造(法2条7号)
    主要構造部のうち耐火性能に関する技術的基準に適合する構造で告示、大臣認定仕様のもの。
    <耐火性能>
    通常の火災が終了するまでの間、倒壊及び延焼を防止するために必要とされる性能。加熱終了後の非損傷性。


  5. 準耐火構造(法2条7号の2)
    主要構造部のうち準耐火性能に関する技術的基準に適合する構造で告示、大臣認定仕様のもの。
    <準耐火性能>
    通常の火災による延焼を抑制するために必要とされる性能。
    壁・床・柱・梁に45分屋根・階段に30分の耐火性能時間が要求される。
    建物規模により1時間準耐

  6. 防火構造(法2条8号)
    外壁又は軒裏の構造のうち、防火性能に関する技術的基準に適合する構造で告示、大臣認定仕様のもの。
    <防火性能>
    建築物の周囲において発生する通常の火災による延焼を抑制するために当該外壁又は軒裏に必要とされる性能。


  7. 法22条区域の外壁の構造(法23条)
    法22条の市街地区域内にある木造建築物等は、その外壁で延焼のおそれのある部部の構造を、準防火性能に関する技術的基準に適合する構造で告示、大臣認定仕様のもの。
    <準防火性能>

    建築物の周囲において発生する通常の火災による延焼の抑制に一定の効果を発揮するために外壁に必要とされる性能。

  8. 不燃、準不燃、難燃材料
    不燃性能に関する技術基準に適合するもので告示、大臣認定仕様のもの。
    <不燃性能>(法2条9号)

    通常の火災時における比熱により燃焼しないことその他政令で定める性能。
    不燃(20分間) 準不燃(10分間) 難燃(5分間)
    ①燃焼しない。
    ②防火上有害な変型・溶融・亀裂その他の損傷を生じない。
    ③避難上際有害な煙、ガスを発生しない。(外部の仕上げは除く)

  9. 防火設備(法2条9号2のロ)
    遮炎性能に関する技術基準に適合するもので告示、大臣認定仕様のもの。
    <遮炎性能>(法2条9号2のロ)

    通常の火災時における火炎を有効に遮るために防火設備に必要とされる性能。防火設備に火熱が加えられた場合に、20分間加熱面以外の面に火炎を出さないもの。

  10. 耐火建築物(法2条9号2)
    主要構造部と外壁の開口部の基準に適合するもの
    ◇主要構造部
     耐火構造又は次に掲げる耐火性能の技術的基準に適合するもの。
       ①屋内の火災が終了するまで耐える
       ②周囲の火災が終了するまで耐える(外壁のみ)
    ◇開 口 部
     防火戸及びその他の防火設備(遮炎性能の技術的基準に適合するもの。)
        
  11. 準耐火建築物(法2条9号の3)
    主要構造部と外壁の開口部の基準に適合するもの
    ◇主要構造部・・・準耐火構造(イ準耐) 又は 準耐火性能の技術的基準に適合(ロ準耐)するもの。
    ◇開 口 部・・・耐火建築物に同じ

それでは頑張り過ぎずボチボチやりましょう!

一級建築士独学diary 法規〜確認申請〜

一級建築士独学diary 法規〜用語の定義2〜

一級建築士独学diary 計画〜集合住宅3〜

それでは今回も引き続き集合住宅について勉強していきます。

◆本日のStudy!◆【計画 集合住宅】

 

今回もキーワードを自分の身近にある物に無理やりイメージを重ねて、自然に頭に定着できるようにしていきます。

もうおわかりかと思いますが、私なりのかなり強引なイメージで重ねてます。それぞれ自分の思いつきセンスを大事にして勉強していきましょう。

  • 八潮ハイツ
    高層集合住宅 リビングアクセス型 東京湾の埋め立て地(品川区)へ建設。

    この”ハイツ”という名前ですがザ・日本のアパートという気がしますね。私の近所にもあちこちに〇〇ハイツの低層アパートがあります。ただこの八潮ハイツは14階の高層(14階)です。個人的には名前の割りに高層のギャップが大きいのでこれが特徴だと思っています。あと中学の先輩に八潮さんって方がいたので、その人がリビングで一家団欒してる姿をイメージして覚えてます。先輩ありがとう。

 

  • ユーコート
    中層集合住宅。コーポラティブ方式。共用緑地と広場からのコモンアクセス方式。居住者が行き来できる続きバルコニー、共用通路を設ける。

    コーポラティブ方式とは居住者と建築家が協力して設計する手法です。共用通路、続きバルコニー、また建物に囲まれた広場からのコモンアクセス等の居住者の一体感と利便性が感じられます。さすが居住者が参加した建物だけあって素晴らしい。これ以上”ゆーこーと”ないですね・・・。失礼。

  • コモンシティ星田
    北側の緩斜面に建つ戸建て集合住宅。
  • 六甲の集合住宅
    斜面に沿ってセットバックして南側の急斜面に馴染ませ、開放的で眺望に配慮している。

    コモンシティ星田と六甲の集合住宅は同じ斜面に建つものとしてセットで覚えています。星田は北側緩斜面、六甲は南側急斜面。どちらも斜面を生かした開放的な計画ですね。
    明るく開放的で眺望に配慮した空間。製図の記述に書く為の見本のような建物ですね。

 

  • インナートリッププラザ神山町
    多様な世帯構成。相互扶助的構成のコレクティブハウス

    コレクティブハウスは個々住戸が独立していて共用スペースで助け合いながら生活するスタイル。一つの住戸をシェアする訳ではないのがシェアハウスとの違いですね。
    その他コレクティブハウスで有名なのが「かんかん森」、「真野ふれあい住宅」です。これは3つセットで、覚えた方が良さそうです。
    「コレクティブハウスでかんかんに怒ってる人と触れ合いながら旅にでた。」怒ってる人と旅に行きたくないですね。しかも触れ合いながらなんて。
    私はこれで強引に暗記してます。

その他の集合住宅、個人住宅は下記に記載しています。

集合住宅1:一級建築士独学diary 計画〜集合住宅1〜 - 1級建築士になる日までdiary

集合住宅2:一級建築士独学diary 計画〜集合住宅2〜 - 1級建築士になる日までdiary

日本の住宅:一級建築士独学diary 計画〜日本の住宅〜 - 1級建築士になる日までdiary

海外の住宅:一級建築士独学diary 計画〜海外の住宅〜 - 1級建築士になる日までdiary

 

それでは頑張り過ぎずボチボチやりましょう!

一級建築士独学diary 計画〜集合住宅2〜

引き続き集合住宅について勉強していきます。

◆本日のStudy!◆【計画 集合住宅】

 

今回は日本の集合住宅について勉強していきます。前回も述べたようにキーワードを自分の身近にある物に無理やりイメージを重ねて、自然に頭に定着できるようにしていきます。

 

  • 同潤会江戸川アパート
    RC中層集合住宅。関東大震災復興支援として建てられた同潤会シリーズの最後のアパート。現在の新宿区。6棟4階建てを板状にコの字型に配置。共同施設があり、エレベーターも設置している。

    同潤会関東大震災の復興支援の団体ということは必須ですね。当時は最先端の設計であったそうです。私の駅前にも古びた集合住宅があるんですが、できた当初は駅前の綺麗なマンションにみんな憧れてたんだろうなと思うと、駅に行くたびにこの同潤会アパートと重ね合わせてます。

  • 公営住宅標準設計51C型
    戦後の住環境向上の目的として考案されたのが51C型。これが公営住宅の標準設計となる。寝食分離、就寝分離、2DKの間取りを確立。

    51C型ってなんでしょう。1951年に誕生したので51、Cは部屋の広さ(12坪)からきているそうです。もうこれだけで十分頭に入る名前ですね。~型がインフルエンザのイメージがあるので、隔離→寝食分離みたいな感じで覚えてます。

 

  • ひばりが丘団地
    技術開発の促進。リニューアル工事への活用を目的としている。
    技術提案を公募し、解体をせずに再生活する手法検証、ストック再生のための実証試験を行った。

    当時は学校、スーパー、公園、そして野球場もあった最先端の団地だったそうです。野球好きの私にとって野球場がある団地なんて夢のよう。それはもう一度再生させたい団地ということで野球場をみると思い出せるようにしています。

  • 茨城県営松代アパート
    4階にある「上の道」と呼ばれる回廊でつなぐ6階建て4棟の集合住宅。

    これは単純に、松代さんっていうおばちゃんが歩道橋の上の道を歩いてたから声かけてみたら無視(6階4棟)された。(笑)って感じで覚えてます。

 

  • 茨城県営六番池アパート
    3階建ての壁式鉄筋コンクリート。7つの住棟があり、その中に2つの中庭がある。屋根ふき材に地元のを使用して地域と調和している。

    六番池と言いながら7つ住棟に空手チョップ(瓦)。W(RC)ついでに中庭もダブル(2つ)で作っちゃいました。的なふざけたイメージ。

その他の集合住宅、個人住宅は下記に記載しています。

集合住宅1:一級建築士独学diary 計画〜集合住宅1〜 - 1級建築士になる日までdiary

日本の住宅:一級建築士独学diary 計画〜日本の住宅〜 - 1級建築士になる日までdiary

海外の住宅:一級建築士独学diary 計画〜海外の住宅〜 - 1級建築士になる日までdiary

 

それでは頑張り過ぎずボチボチやりましょう!

一級建築士独学diary 計画〜集合住宅1〜

引き続き計画について勉強していきます。

今回は集合住宅です。

今回は紙に書いたのをそのまま記載します。
そのため誤字・脱字や黒く塗りつぶしたりとありますがご愛敬ということで。

◆本日のStudy!◆【計画 集合住宅】

 

 

集合住宅ってなかなか記憶に残らないのは私だけでしょうか。

とにかく集合住宅自体の数が多く、それに付随する特徴も多い。また似たような特徴を持ってるものあったりととにかく覚えるボリュームが多いため、ふわっとしたうろ覚えとなんとなくの雰囲気に頼ってしまっているからだと思っています。

試験で自分が覚えた特徴と少し違う言い回しされると、あれ?ってなってしまいます。

なので私はもう一度名前を整理するのと、特徴となるキーワードを自分の身近にある物に無理やりイメージを重ねることで、自然に頭に繰り返し登場させて定着できるようにしています。

まあ、邸宅同様に結局試験では見たことも聞いた事もない作品が出題されるので、勉強時間をここに割くのではなく、生活の一部に入れた方が効率が良いと思っています。

更にこれを記録しておいて隙間時間に繰り返し見れるようにしておくとバッチリですね。これはそのための記録です。

では、集合住宅を参考に紹介します。

  • ユニテ・ダビタシオン(ル・コルビュジェ フランス)
    RC高層集合住宅。中間階にホテル、店舗、郵便局があり屋上には屋上庭園。
    1階はピロティで住宅部分はメゾネット形式。

    私は構造的に8階建てのピロティか・・と不安を感じるため、ここが大きな特徴だと思っています。外でピロティのビルを見るたびに”ユニテだ”と勝手に思っています。

  • アビタ67(モシェ・サフディ カナダ)
    地下1階 地上11階でモジュールとよばれるプレキャストコンクリートのボックス積み上げた集合住宅。モントリオール万博の主会場。5階、9階の中間階にペデストリアンストリート(歩行者通路)を設けている。

    私の家の近くにアピタという商業施設があるので、そこに行くたびにもしボックスの積み上げた建物だったらを想像しています。

  • カサ・ミラアントニ・ガウディ スペイン)
    鉄骨造8階建て。直線がない不規則で波上のファサードをもつ。
    中庭を2つもち、1つ1つの住戸の平面形状が異なっている。

    私は波打ってるもの="カサ・ミラ"として、波打ってるもの(例えば海、道、服、せんべい等)を見ると同時に思い出すようにしています。2つの中庭と異なる平面のイメージもセットで。

  • シーランチ・コンドミニアム(チャールズ・ムーア アメリカ)
    低層集合住宅。海岸に建ち海の眺望が素晴らしい週末住戸群。
    10戸のコンドミニアム(宿泊施設)。敷地の勾配に沿って中庭を囲っている。

    これはそのままランチに行った時に”Cランチ”を頼む時に思い出すようにしています。別にCじゃなくても”Aランチ”頼んだ時でも思い出せます。

  • トーレ・ヴェラスカ(BBPR ミラノ)
    26階建て高層集合住宅。上部が4方に突き出し拡がっている。下部がオフィスで上部の突き出している部分が居住部分。

    上部が拡がっているため不安を覚えながらもとてもインパクトがある建築物ですね。私はこの頭でっかちの形から子供をみるとトーレ・ヴェラスカを思い出しています。私の子供はもう大きいので思い出しませんが、友人の小さい子供を見ると失礼ですが、名前より先に”トーレ・ヴェラスカだ”と思っちゃいます。

その他の集合住宅、個人住宅は下記に記載しています。

日本の住宅:一級建築士独学diary 計画〜日本の住宅〜 - 1級建築士になる日までdiary

海外の住宅:一級建築士独学diary 計画〜海外の住宅〜 - 1級建築士になる日までdiary

集合住宅2:一級建築士独学diary 計画〜集合住宅2〜 - 1級建築士になる日までdiary

 

それでは頑張り過ぎずボチボチやりましょう!